JAF、年末年始のドライブ前に愛車の事前チェックを呼びかけ
「バッテリー」「タイヤの滑り止め」「燃料」など

タイヤチェーンは事前に取付の練習をしておくよう呼びかけている

2011年12月22日発表



 JAF(日本自動車連盟)は、冬場のトラブルによる救援依頼が増加することから、年末年始にクルマで出かける際に事前チェックを行うよう呼びかけている。

 12月と1月は、年間を通してバッテリー上がりの救援依頼が多い月としており、2010年の同時期は4輪だけで月間9万件を超す救援依頼があったと言う。気温が低いとバッテリーの液温が下がり、バッテリーの能力も低下する傾向にあることから、カーショップやガソリンスタンドなどでのバッテリーチェックを勧めている。

 タイヤについても、冬の時期は降雪地域や山間部の道路ではチェーン規制などが実施される場合があることから、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤを準備するよう呼びかけている。また、自身でタイヤ交換を行う際はナットの締め忘れ、タイヤチェーンのゆるみなどがないか確認するよう呼びかけている。

 また、燃料切れに関しては残量のチェックをはじめ、燃料凍結についての注意も行っている。とくに軽油は、比較的温暖な地域で販売されている軽油を入れたクルマで凍結が起こる可能性があり、寒冷地へ出かけた際は、凍結対策が行われている現地での給油を勧めている。ガソリンは凍結の心配がないとしている。

冬場は救援依頼が増加する時期。クルマで出かける際は事前チェックを行いたい

(編集部:小林 隆)
2011年 12月 22日