カーメイト、OBDIIコネクターを活用するiPhone用アプリ2種 ドライブメイト・エコアクセル/ドライブメイト・メーター |
カーメイトは、iPhone用アプリ「DriveMate EcoAccel(ドライブメイト・エコアクセル)」と「DriveMate Meter(ドライブメイト・メーター)」の配信を、3月28日にAppStoreで開始する。価格は無料。対応機種はiPhone 4S/4/3GS/3G、iPod touch(ドライブメイト・メーターはiPadにも対応)で、対応OSはiOS 4.1以降。
いずれも昨年の東京モーターショーで参考出品されたアプリで、同時発売のOBDIIコネクター専用モジュール「DriveMate Connect(ドライブメイト・コネクト/品番:DX500)」から取得した車両情報を活用する。同コネクターはオープンプライスだが、店頭予想価格は2万4800円前後で、3月28日にAmazonや楽天市場で発売する。OBDIIコネクター専用モジュールとiPhoneアプリを融合した製品は、国内業界で初と言う。
ドライブメイト・エコアクセル、ドライブメイト・メーターを利用するにはドライブメイト・コネクトが必要になる |
ドライブメイト・エコアクセルはエコ運転をサポートするアプリで、ドライブメイト・コネクトから車両の各種走行情報を無線LANでiPhoneに送信し、アクセルの踏み具合や車速などの情報から診断を行う。
iPhoneには走行データが保存され、履歴や評価を常時確認できる。また、アプリを起動していない状態で走行しても、ドライブメイト・コネクト内部に約15時間分の走行データを保存させることができる。
メニュー画面 | 今月の統計情報ではエコ運転情報と速度別燃費の平均を確認できる | 今月の統計情報の基本情報では、平均燃費、走行距離、運転時間、燃料使用量、燃料代を見ることができる |
区間燃費の表示例 | 日の統計(平均燃費推移) | 車情報 |
エコスタートの判定画面 |
また、ドライブメイト・メーターはスピード/タコメーターをグラフィカルに表示するとともに、アクセル開度と水温を確認できるアプリ。あらかじめ任意の値を設定しておき、その値を超えると警告するワーニング機能も備える。さらに、シフトポイントを設定しておけば、シフトアップインジケーターとしても利用できる。
なお、ドライブメイト・コネクトを利用するには、あらかじめ「DX500設定」アプリをダウンロードする必要がある。価格は無料。
ドライブメイト・メーターの表示例。ワーニング機能も備える |
(編集部:小林 隆)
2012年 3月 27日