パイオニア、車載機からスマートフォンアプリをタッチコントロールできる「アプリユニット」 ベースモデルの「SPH-DA05」、地デジ/DVD/CDモデルの「SPH-DA09」 |
SPH-DA09 |
パイオニアは、接続したスマートフォンのアプリをタッチコントロールできる「アプリユニット」を、5月下旬にカロッツェリアブランドから発売する。ベースモデルの「SPH-DA05」と、地デジ放送やDVD/CDを視聴できる「SPH-DA09」をラインアップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はSPH-DA05が3万9800円前後、SPH-DA09が5万9800円前後。ソフトバンクおよびauのiPhone4/4S(対応OS:iOS5以上)、NTTドコモのAndroid端末(HDMI/MHL対応)に対応する。
商品名 | 型番 | 店頭予想価格 | 発売日 |
7V型ワイドVGAモニター/Bluetooth/チューナー・スマートフォンリンク アプリケーションコントロールメインユニット | SPH-DA05 | 3万9800円前後 | 5月下旬 |
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/チューナー・スマートフォンリンク アプリケーションコントロールメインユニット | SPH-DA09 | 5万9800円前後 |
別売りのオプションケーブル(3150円/5月発売)を使い対応スマートフォンと接続することで、スマートフォンに保存される音楽・映像を視聴できるほか、「Linkwithモード」対応アプリをインストールすることで、カーナビアプリやインターネットラジオ、ビデオ、グルメ、気象情報といった多彩なアプリを楽しむことができる。
カーナビアプリについては、Android向けとして「ドコモ ドライブネットpowered byカロッツェリア」(月額使用料:315円)、iPhone向けとして「カロッツェリアLinkwithカーナビゲーションfor iPhone」(7月上旬提供予定/価格未定)を用意。これにより、カロッツェリアブランドのカーナビゲーションシステムと同等のカーナビ機能を実現するとしており、「車載用GPSアンテナユニット」「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」の搭載により、GPSの電波が届きにくい場所でも自車位置を高い精度で表示すると言う。さらにスマートフォンの通信機能を使うことで、最新の地図データや同社独自の交通プローブ情報「スマートループ渋滞情報」の取得も可能にしている。
いずれも2点マルチタッチに対応する、7V型ワイドVGA(800×480ピクセル)ディスプレイを備え、スマートフォンのような感覚でアプリのタッチコントロールを可能にするとともに、グリルレスデザイン、シンプルなキーデザインを採用した。
そのほか、「ステアリングリモコンアダプター」(別売り)を装着することで、各車両の純正ステアリングリモコンでアプリユニットのオーディオ操作ができるほか、別売りのバックカメラ「ND-BC5」「ND-BC30II」にも対応し、後退時に映像を自動で切り替えることも可能。
本体サイズはいずれも2DINインダッシュタイプで178×168×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量はSPH-DA05が1.5kg、SPH-DA09が2.2kg。アンプ部は50W×4ch。
(編集部:小林 隆)
2012年 5月 7日