ホンダ、「フィットEV」が米国最高のEV燃費を達成 日本では今夏にリース販売を開始 |
本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは6月6日(現地時間)、電気自動車(EV)「フィットEV」が米国環境保護庁(EPA)から、EVとして米国最高の電費性能の認可を取得したと発表した。フィットEVは、日本では今夏にリース販売を開始する予定。
フィットEVは、走行距離と走行後の充電に要する交流充電電力量から算出される交流電力消費率(電費)で、29kWh/100マイル(複合モード)を達成。これはガソリン1ガロンと等価な電気エネルギーを33.7kWhとして換算する、EPAが定めたEV独自の燃費表示「MPGe」で118MPGeとなる。
フィットEVは5人乗りの都市向けコミューターで、最高出力92kW/最大トルク256Nmを発生するギアボックス同軸モーターを搭載。バッテリーは20kWhの東芝「SCiB」をフロア下にレイアウトする。航続走行距離は82マイル(複合モード)、最高速は90マイル(144km/h)。
(編集部:小林 隆)
2012年 6月 8日