フィアット クライスラー ジャパンは、「プント エヴォ」を「プント」に名称変更し、9月1日に発売する。「LOUNGE（ラウンジ）」の1グレードのみをラインアップし、価格は230万円。ステアリング位置は右のみ。

　プント エヴォは、日本では2010年から販売していたが、全世界共通で名称をプントに変更。これに伴い、内外装の変更が行われた。

　エクステリアでは、ボディー同色のバンパーを採用したほか、ボディーカラーはイージーリスニングホワイト、クロスオーバーブラックに加え、新色としてアランチャ、グラムロック ブルーを設定。標準設定カラーはクロスオーバーブラックで、そのほかのカラーはオプション設定となる。

　インテリアカラーはブラックのみ。装備面ではカスティーリョ製のバケットタイプのスポーツシート、レザーステアリング＆シフトノブのほか、ストーンエンボス加工を施したソフトタッチのインストルメントパネルを採用。さらに助手席側のネットポケットや大容量のドアポケット、照明付きグローブボックスなども追加しており、使い勝手を高めている。

　パワートレーンは従来どおりで、直列4気筒SOHC 1368ccエンジンとATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を組み合わせ、前輪を駆動する。最高出力は57kW（77PS）/6000rpm、最大トルクは115Nm（11.7kgm）/3000rpm。

　燃費対策としてアイドリングストップ機能「スタート＆ストップシステム」なども引き継いでおり、10・15モード燃費は15.7km/Lとしている。