BMW、「550iグランツーリスモ」に新開発V型8気筒エンジン搭載 直列6気筒モデルは燃費を27%向上し12.2km/Lに |
ビー・エム・ダブリューは9月12日、「550iグランツーリスモ」に、新開発V型8気筒 4.4リッターエンジンを搭載し発売した。あわせて「535i グランツーリスモ」にアイドリングストップ機構を搭載し、燃費を向上している。価格は、550iグランツーリスモが1140万円、535iグランツーリスモが884万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
535i グランツーリスモ | 直列6気筒 DOHC 3.0リッター ターボ | 8速AT | 2WD(FR) | 8,840,000円 |
550i グランツーリスモ | V型8気筒 DOHC 4.4リッター ターボ | 11,400,000円 |
V型8気筒エンジン |
550iグランツーリスモは、最高出力330kW(450PS)/5500rpm、最大トルク650Nm(66.3kgm)/2000-4500rpmを発生するV型8気筒 DOHC 4.4リッター ターボエンジンを新たに搭載。従来のV型8気筒に対して、インテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニックを新たに採用するなどで約10%性能向上しており、0-100km/h加速は5.0秒になると言う。
550iグランツーリスモ、535i グランツーリスモとも、アイドリングストップ機構である「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」、効率的なドライブをサポートする「ECO PRO(エコ・プロ)モード付きのドライビング・パフォーマンス・コントロール」「電動パワーステアリング」を搭載。
550iグランツーリスモは、従来モデルに対して約30%燃費が向上し、JC08モード燃費が9.6km/Lになった。535i グランツーリスモは、約27%向上し12.2km/Lとなり、エコカー減税およびグリーン税制対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の免税(100%減税)に加え、翌年の自動車税が50%減税される。
(編集部:谷川 潔)
2012年 9月 12日