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高速道路会社各社、年末年始の交通状況を発表

10km以上の渋滞および30km以上の渋滞とも増加

2013年1月7日発表

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)の高速道路各社は1月7日、年末年始期間の交通状況(速報)を発表した。

 発表によると、2012年12月26日~2013年1月6日(12日間)の交通状況は、昨年同時期(12月26日~1月6日)と比べ、10km以上の渋滞回数が212回から227回(昨年度対比107%)に、30km以上の渋滞回数が11回から14回(同127%)に増加した。

 下り/上りそれぞれの主な渋滞個所のワーストランキングは、次のとおり。

方面順位道路名渋滞日時(ピーク)個所延長要因
下り1東名高速12月29日(土)10時頃音羽蒲郡IC付近41.5km交通集中および事故
2名神高速1月3日(木)18時50分頃米原トンネル付近39.1km除雪および交通集中
3東名高速1月3日(木)18時05分頃音羽蒲郡IC付近35.4km交通集中および事故
上り1東名高速1月2日(水)18時15分頃大和トンネル付近57.0km事故および交通集中
2東名高速1月3日(木)16時45分頃大和トンネル付近49.0km事故および交通集中
3東名高速1月4日(金)17時55分頃綾瀬バス停付近44.0km事故および交通集中

※IC=インターチェンジ

 なお、2012年4月に開通した新東名高速道路開通に伴う混雑状況の変化は、10km以上の渋滞が昨年の37回から新東名の5回(昨年度対比14%)へ減少し、30km以上の渋滞は6回から0回へと減少した。そのほか、中央道自動車道 笹子トンネル付近の対面通行規制に伴う混雑状況は、対面通行区間(大月JCT[ジャンクション]~勝沼IC間)については、10km以上の渋滞が5回発生したものの、30km以上の渋滞は発生しなかった。

(編集部:谷川 潔)