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パナソニック、スマートフォンでバッテリーの寿命が分かる「ライフ・ウィンク 車内モニター」

バッテリーに「ライフ・ウィンク」を同梱したセットも発売

「ライフ・ウィンク 車内モニター」とスマートフォン(Android)を接続したところ
2013年7月1日発売

オープンプライス

左がカーバッテリー寿命判定ユニット「LifeWINK ベースユニット」、右が今回発売する「LifeWINK車内モニター」

 パナソニック ストレージバッテリーは、スマートフォン(Android)でバッテリーの寿命が分かる「LifeWINK(ライフ・ウィンク)車内モニター」(品番:N-LWM/B1)を7月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2500円前後。対応OSはAndroid 4.0以降で、iPhone用も検討中としている。

 ライフ・ウィンク 車内モニターを利用するには、バッテリー寿命診断アプリ「バッテリー先生」をダウンロードする必要がある。アプリのダウンロードは無料。

 従来から発売しているカーバッテリー寿命判定ユニット「LifeWINK ベースユニット」(品番:N-LW/P4)と連携させることで、バッテリーの寿命などを確認できるモニター。

 これまでLifeWINK ベースユニット単体でもバッテリーの寿命を確認できたが、スマートフォンと連携させることで車内にいながらにして寿命チェックなどができるようになった。LifeWINK ベースユニットとライフ・ウィンク 車内モニターは、Bluetoothなどを使わず配線などを介して通信を行う電力線通信で連携しており、これによって価格の上昇を抑えていると言う。

 具体的には、別売りのUSBケーブルを使ってライフ・ウィンク 車内モニターとスマートフォンを接続し、ライフ・ウィンク 車内モニターをシガーソケットに差し込むことでスマートフォンでバッテリーのコンディションや寿命判定に加え、平均運転時間、エンジン始動回数、LifeWINK ベースユニット取り付け後からのバッテリー劣化状況データなどを見ることができる。また、USBケーブルを介してライフ・ウィンク 車内モニターとスマートフォンを接続することで、スマートフォンの充電も可能になっている。

 ライフ・ウィンク 車内モニターのサイズは約30×約30×約93.5mm(端子のぞく)。重量は約30g。

スマートフォンの表示画面。こちらは診断結果報告(以下、画面の表示は一部変更の可能性あり)
バッテリーのコンディションを表示するほか、同社のバッテリーの検索や販売店検索なども行うことができる
バッテリーの使用期間、平均運転時間、エンジン始動回数、1回あたりの運転時間を見ることもできる
LifeWINK ベースユニットはバッテリー本体に付ける
ライフ・ウィンク 車内モニターはLEDが備わり、表示の仕方でバッテリーのコンディションを把握できる
ライフ・ウィンク 車内モニターでスマートフォンの充電ができる(充電はAndroidとiPhoneともに対応)

バッテリーに「ライフ・ウィンク」を同梱したセット

 また、市販カーバッテリー「Blue Battery(ブルーバッテリー)シリーズ」のハイエンドモデル「caos(カオス)」と、軽自動車・コンパクトカー向けモデル「circla Kei(サークラ ケイ)」にLifeWINK ベースユニットを同梱したセットを7月1日に発売する。価格はオープンプライス。

 このセット化に伴い、カオスは「新パワフルペースト」と呼ばれる反応表面積の大きい低抵抗カーボンをバッテリー内部に採用し、大容量化と高速充電性能(充電受入性)を実現。

 またサークラ ケイでは、コンパクトカーユーザーに多く見られる短距離走行に対応できるよう、性能ランクを従来の「40」から「44」に向上させるとともに、高速充電性能を1.6倍にした。さらにサークラ ケイの電槽のカラーは女性好みのピンクとしている。

Blue Batteryシリーズのハイエンドモデル「caos(カオス)」
軽自動車・コンパクトカー向けモデル「circla Kei(サークラ ケイ)」

(編集部:小林 隆)