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日産、ル・マン参戦ドライバーにルーカス・オルドネス選手を起用

合わせて「ミシュラン」「トタル」の企業ロゴを使った「NISSAN ZEOD RC」も公開

GTアカデミー出身のオルドネス選手がル・マン24時間レースでNISSAN ZEOD RCのステアリングを握る
2014年2月6日発表

スペイン出身のルーカス・オルドネス選手は現在28歳

 日産自動車は2月6日、6月14日~15日に開催されるル・マン24時間レースに投入予定の電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC(Zero Emission On Demand Racing Car)」のドライバーにルーカス・オルドネス選手を起用すると発表した。

 ルーカス・オルドネス選手は2008年に開催された日産/プレイステーションGTアカデミーの初代優勝者。2011年からル・マン24時間レースに参戦してLMP2クラスで2回表彰台に立っているほか、2013年のブランパン耐久シリーズでチャンピオンとなっている。また、2013年8月からはNissan ZEOD RCの開発テストドライバーも担当しており、特異なスタイルと1.5リッター3気筒ターボエンジン+電気モーターを持つこの革新的なプロトタイプレーシングカーを熟知した選手でもある。

 このほか、この発表に合わせ、車体に「ミシュラン」「トタル」といったフランス企業のロゴマークを配したNissan ZEOD RCの写真が公開され、Nissan ZEOD RCがル・マン24時間レース史上初めて電力だけでサルト・サーキットの1周13.6kmを走ることも発表された。

NISSAN ZEOD RC

(編集部:佐久間 秀)