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日産、特設コースで新型「エクストレイル」の各種先進機能を披露

「新型エクストレイル オフロード試乗会in横浜」を実施

新型エクストレイルに与えられた先進機能を体感

 日産自動車は、神奈川県横浜市にある日産グローバル本社のすぐ近くに設定したオフロード特設コースで2013年12月に発売した新型「エクストレイル」に投入した先進機能を体感できるイベント「新型エクストレイル オフロード試乗会in横浜」を開催した。

20X“エマージェンシーブレーキパッケージ”

 エクストレイルでは初代モデルから日産自慢の4WD技術「ALL MODE 4×4」(現在はALL MODE 4×4-iに進化)を搭載し、オフロードでの卓越した走破性をアピールするモデルとして高い人気を維持してきたが、3代目となる新しいエクストレイルでは未舗装路での走行性能に加え、日常走行からの快適性向上、いざという場合をケアする先進安全技術、大きくなったボディーを持て余さない利便装備などの先進装備を追加。“テクノロジー×タフギア”をキャッチフレーズに新しい商品性をアピールしている。

 この試乗会は、そんな3代目エクストレイルに与えられた先進装備を実際に運転しながら体感できるイベントとして実施された。

オフロード走行

 参加者がまず体感することになるのは、会場内に特設されたミニコースでのオフロード試乗。凹凸路、バンクコーナー、丸太渡り、ロックセクション、登坂&降坂で構成されたコースをインストラクターの指示に従いながら走行。凹凸路では世界初の装備として採用された「アクティブライドコントロール」の姿勢制御を体感。バンクコーナーから登坂まではエクストレイルが持つ基本的なオフロード走行性能を確認し、最後の降坂部分では2代目から継承した「アドバンスドヒルディセントコントロール」のサポート力が披露された。

凹凸路
バンクコーナー
ロックセクション
降坂路

エマージェンシーブレーキ

 舞台を舗装された駐車場エリアに移したイベント後半は、インストラクターの運転する車両の助手席に座って同乗体験。まずはフロントカメラで障害物を検知して緊急ブレーキを作動させる先進安全技術の「エマージェンシーブレーキ」。車内で警報音が鳴るタイミングやメーターパネル内の点滅表示などのほか、ブレーキング後の挙動の収束具合なども確認いただきたい。

インテリジェントパーキングアシスト

「エマージェンシーブレーキ」と同じく日産車初採用となった「インテリジェントパーキングアシスト」。インストラクターから使い方がしっかり解説されている。日産のシステムで特徴的な部分は、設定を終えてシフトレバーをDレンジに動かして走りだすと、ナビ画面上の進行方向に停止予定位置がグリーンの枠線が表示され、ブレーキを踏んで停止するタイミングをドライバーがあらかじめ予測できるところ。また、今回の試乗では登場していないが、周辺状況の変化を検知して警報音でドライバーに知らせる「MOD(移動物検知)機能」も装備している。

(編集部:佐久間 秀)