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スズキ、イグニッションスイッチの不具合で「ワゴンRプラス」など計12万5755台をリコール

グリスが発煙して火災に至るおそれ

2015年3月31日発表

スズキは「ワゴンRプラス」「ワゴンRソリオ」「ソリオ」「シボレーMW」の計12万5755台リコール

 スズキは3月31日、「ワゴンRプラス」「ワゴンRソリオ」「ソリオ」「シボレーMW」のリコールを国土交通省に届け出た。対象となるのは、1999年5月21日~2010年8月6日に製作された計12万5755台。

 不具合の内容は、イグニッションスイッチの接点部に使用するグリスが不適切なため、可動接点が固定接点から離れる際のアーク放電の熱によりグリスが炭化することがあるというもの。

 そのため、そのまま使用を続けると、グリスの絶縁性の低下と可動接点の摩耗による金属粉の堆積により接点間が導通し、発熱することでグリスが発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

 不具合の件数は32件で、火災が1件、発煙が29件発生している。改善対策として、全車両のイグニッションスイッチを対策品に交換する。

(編集部:椿山和雄)