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ジェイテクト、三重県伊賀市のテストコースを疑似体験できるコンテンツを東京モーターショーで公開

ヘッドマウントディスプレイ「JGOGGLE」を開発

2015年10月30日一般公開

 ジェイテクトは、三重県伊賀市にある同社テストコース「ジェイテクト伊賀試験場」の360度映像を楽しめるヘッドマウントディスプレイ「JGOGGLE」を、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビッグサイト:10月30日~11月8日一般公開)に出展する。

ジェイテクトブースに登場するコンパニオンと「JGOGGLE」

「ジェイテクト伊賀試験場」は、敷地面積が約50万m2、コース面積は約16万m2と、自動車部品事業で手掛ける電動パワーステアリングを実車に搭載して評価・解析を行うために、2012年10月に開設したテストコース。東京モーターショー「ジェイテクト」ブースの目玉コンテンツとして、「JGOGGLE」を使って来場者に公開する。

 ヘッドマウントディスプレイの「JGOGGLE」にはスマートフォン「Galaxy S6 edge」を活用した「Gear VR Innovator Edition for S6(powered by Oculus)」を使用。実際にコンテンツを体験してみると、テストドライバーの隣に座って伊賀試験場を実車走行しているような疑似体験をすることができる。

同社の歴史を示すスライド

 トヨタ自動車を中心に、電動パワーステアリングで世界シェア3割を有するという同社の存在を学生や来場者に示すことで、優秀な人材獲得につなげていきたいとのこと。

(編集部:椿山和雄)