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フェラーリ、670PS/760Nmの“歴代最高のスパイダーモデル”「488 スパイダー」日本初公開
0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速は8.7秒
(2015/10/23 19:38)
- 2015年10月23日発表
- 3450万円
フェラーリ・ジャパンは10月23日、歴代スパイダーモデルで最高の性能を誇る「488 スパイダー」を日本初公開した。価格は3450万円。
488 スパイダーには、クーペモデル「488 GTB」と同じV型8気筒 3.9リッター ターボエンジンを搭載。最高出力492kW(670PS)/8000rpm、最大トルク760Nm/3000rpm(7速ギア時)を発生し、7速DCT(F1デュアルクラッチ・トランスミッション)を組み合わせ、0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速は8.7秒を達成する。
搭載されるターボエンジンは、ターボラグを排除したことで切れ味の鋭いエンジン応答性能を実現。新世代DCTを採用するとともに車両制御システムなどを進化させて、走行性能を向上させた。
発表会場では、フェラーリ 極東エリア統括 マネージング ディレクターのディーター・クネヒテル氏が登壇。クネヒテル氏は「フェラーリのV8オープントップモデルに新たな一歩を刻むモデルとなる」と仕上がりに自信を示すとともに、「488 スパイダーはフィオラーノ・サーキットでのラップタイムは83秒と、従来モデルとなる458 スパイダーのラップタイム85秒よりタイムを短縮するなど、あらゆる性能を改善した」と強調した。
また、488 スパイダーのルーフには、約14秒で開閉可能となる軽量なRHT(リトラウタブルハードトップ)が採用され、車内への騒音などを遮断して快適性を高めている。
クネヒテル氏は「スパイダーとタルガトップのよさを兼ね備えたモデル。オープンにすればスパイダーならではドライビングエクスペリエンスを、トップを閉じればタルガ同様の優れたウインドプロテクションを発揮する」と紹介。
加えて、クネヒテル氏は「このRHTの収納に必要な容積はわずか100L。488スパイダーのスタイリングを実現するために、このような洗練されたソリューションが必要だった」と、その特徴を話した。