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ホンダ、「SMART MOBILITY CITY 2015」に新型「FCV(仮称)」などを出展

超小型EVのコンセプトモデル「Honda MBEV Concept」の参考出品も

2015年10月23日発表

「SMART MOBILITY CITY 2015」のホンダブースイメージ
東京モーターショー2015でワールドプレミアされる新型燃料電池車「FCV(仮称)」も展示する

 本田技研工業は10月23日、「第44回東京モーターショー2015」内で行われる「SMART MOBILITY CITY 2015」(プレスデー:10月28日~29日、一般公開日:10月30日~11月8日)の出展概要を発表した。

 今回のSMART MOBILITY CITY 2015では、「つくる・つかう・つながる技術で実現する、安心で快適な暮らし」をテーマに、東京モーターショー2015でワールドプレミアされる新型燃料電池車「FCV(仮称)」を出展するとともに、高圧水電解システム「Power Creator」を採用した独自のスマート水素ステーション(SHS)でエネルギーを「つくる」、新型FCV(仮称)でエネルギーを「つかう」、FCVや電気自動車(EV)の電力を外部給電器「Power Exporter 9000」でコミュニティや家庭・施設に供給して「つながる」といった、ホンダならではのスマートコミュニティの姿を紹介。

 また、再生可能エネルギーに対応したV2H(Vehicle to Home)対応DC普通充電器「Honda Power Manager」を用いたFCVからの給電や、再生可能エネルギーキャリアの形態の1つである着脱可能なモバイルバッテリーパックの活用を提案するとともに、そのバッテリーパックを電源とする超小型EV「Honda MBEV(Mobile Battery EV)Concept」のコンセプトモデルを参考出品する。

 そのほか11月4日には、「スマートモビリティが変える『未来のくらし』」と題したシンポジウムを開催。2013年11月からホンダが熊本県、さいたま市、宮古島市の各自治体と共同で進めてきた小型モビリティ「MC-β(エムシー ベータ)」を使った社会実験で得られた知見や課題をもとに、未来のまちづくりの方向性を提案するとしている。

主な出展内容

・新型FCV(仮称)
・外部給電器「Power Exporter 9000」(市販予定モデル)
・スマート水素ステーション(SHS)のモックアップモデル
・V2H対応DC普通充電器「Honda Power Manager」
・超小型EV「Honda MBEV(Mobile Battery EV)Concept」(参考出品)
・モバイルバッテリーパック
・シンポジウム「スマートモビリティが変える『未来のくらし』~超小型モビリティ導入促進事業から未来のまちづくりを考える~」:11月4日13時~16時30分、東京ビッグサイト会議棟607/608議室(熊本県・さいたま市・宮古島市と共催)

(編集部:小林 隆)