ニュース

トヨタ、停止中の工場を4月25日から段階的に再稼働

余震など今後の状況に応じて変更になる可能性も

2016年4月20日 発表

 トヨタ自動車、ダイハツ工業、日野自動車やトヨタグループのボディメーカーは、「平成28年熊本地震」の影響を受けて4月18日~23日に稼働を段階的に停止している国内の完成車組み立てラインについて、4月25日1直以降、段階的に稼働を再開すると発表した。

 この稼働再開の時期については、被災地でまだ余震が続いていることなどにより、今後の状況に応じて変更となる可能性があるとしている。

 なお、ダイハツ工業ではダイハツ九州 大分(中津)工場、ダイハツ九州 久留米工場の稼働について、今週中に次週の稼働を判断するとしており、5月以降の稼働については今後の部品供給の状況などを見て判断するとしている。

稼働再開の時期とライン

4月25日1直~:トヨタ自動車 堤(第1、第2)、豊田自動織機(長草 302)、トヨタ自動車東日本(東富士、岩手第2)
4月26日1直~:トヨタ自動車 高岡(第2)、トヨタ自動車 田原(第3)、トヨタ自動車東日本(岩手第1、宮城大衡)
4月27日1直~:トヨタ車体(富士松第2)、ダイハツ工業(京都)
4月28日1直~:トヨタ自動車 高岡(第1)、トヨタ自動車 田原(第1)、トヨタ車体(富士松第1、吉原第1、吉原第2)、豊田自動織機(長草 301)、日野自動車(羽村第2)

※:トヨタ自動車 元町(第1、LFA工房)、トヨタ自動車九州(宮田第1、第2)、トヨタ車体(いなべ第1、第2)、岐阜車体、日野自動車(羽村第1)の各ラインは4月25日~28日も稼働停止

(編集部:佐久間 秀)