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ボルボ、367HP/470Nmエンジン搭載の「S60&V60 ポールスター」発表

前モデルから20kg軽量化して0-100km/h加速は4.7秒を実現

2016年5月10日 発表

 ボルボ・カー・ジャパンは5月10日、ボルボのパフォーマンスブランドであるポールスターが手がけるニューモデル「S60 ポールスター」「V60 ポールスター」を発表した。日本市場への導入時期、仕様などについては未定。

「S60 ポールスター」「V60 ポールスター」

 新世代の「Drive-E」パワートレーンに移行して初めてのポールスターコンプリートカーとなるこのモデルでは、直噴ターボ+スーパーチャージャーの直列4気筒DOHC 2.0リッター「T6」エンジンにチューニングを施し、ターボチャージャーの大型化、コンロッドとカムシャフトの変更、エアインテークの大型化、燃料ポンプの大容量化などによって最高出力367HP、最大トルク470Nmを実現。

 さらに8速ATもポールスター用に最適化し、2015年にリリースしたモデルと比べて前軸重を24kg、総重量では20kgの軽量化を図った。これにより、0-100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)を実現している。

エンジンの高出力化と車体の軽量化により、0-100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)を実現

 このほか、20インチサイズの軽量ホイール、371mmの新しいスロッテッドブレーキディスク、ポールスター用にチューニングした電動パワーステアリングなどを新装備として採用する。

 ポールスターによる公道仕様モデルは2014年から一部市場向けに販売をスタートしており、今回のモデルからは販売市場を13カ国から47カ国に拡大。これに合わせて年間生産台数も従来の750台から1500台に倍増する計画となっている。

Volvo S60 and V60 Polestar(35秒)

(編集部:佐久間 秀)