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曽爾村をクラシックカーやスーパーカーが駆け抜けた!「TOYO TIRES 第1回スペシャルステージ曽爾クラシック」
トヨペット・クラウンからラ・フェラーリ、アヴェンタドールまで幅広い年代のクルマが大集合
(2016/5/27 15:52)
- 2016年5月21日~22日 開催
奈良県曽爾村で5月21日~22日の2日間、「TOYO TIRES 第1回スペシャルステージ曽爾クラシック」が開催された。曽爾村の協力で村道を封鎖して初開催されたイベントに、クラシックカーやスーパーカーなど数多くのクルマが参加した。
イベント会場となった曽爾高原ファームガーデンには、「カローラレビン」「トヨペット・クラウン」といった国産クラシックカーから、フェラーリ「ラ・フェラーリ」、ランボルギーニ「アヴェンタドール」、マクラーレン「650S」などのスーパーカーまで様々な年代のクルマが集まった。
イベントでは曽爾村内の村道4カ所を封鎖したスペシャルステージ(SS:特別計測区間)が設定され、設定タイムが速い「ハイアベレージ部門」と設定タイムがゆったりとした「アベレージ部門」、それぞれ設定タイムとの誤差で順位を決定する競技などが行なわれた。
スペシャルステージとなったコースは、山の中を走る村道とあって道幅も狭め。勾配のある区間では、余裕で走れてしまうハイパフォーマンスなスーパーカーに対して、クラッシックカーでは非力なエンジンをアクセル全開にして駆け上がらなければならず、設定タイムに速度を合わせるのに一苦労していた様子で、途中リアイアする車両もあった。
スペシャルステージへの立ち入りは規制されていて、一般の人が競技の様子を見学することはできないが、会場となった曽爾高原ファームガーデンでは駐車場に珍しいクルマが集まっている様子や、競技に向けてスタートする様子を見学する大勢の人の姿があった。
競技イベントのほか、村内では競技に参加した車両、希少なクラシックカーも参加してパレード走行が行なわれた。また、同イベントのゲストとしてD1グランプリシリーズに参戦するTeam TOYO TIRES DRIFT チームドライバーの川畑真人選手と、レースクイーン「TOYO GIRLS」の日比ゆりさんが登場。前夜祭のトークイベントなどに参加してイベントを盛り上げた。
イベントの舞台となった曽爾村村長の芝田秀数氏は「来年も再来年も続けていけるようよろしくお願いします。これを機会に何かありましたら曽爾村にお越しいただきたい。私たちはこの美しい村を守っていきたいと思っています」と、初開催の感想を話した。
イベントの実行委員長 岡波玲嘉氏は「初めてのイベントで、ドタバタしたり、いろいろ問題があったり課題が出てきたりしましたが、皆様のおかげで1件も事故もなく無事に終わることができました。これが一番嬉しいです」と語るとともに、「1回目の課題を克服して、来年はさらにパワーアップしていきたい」と来年の開催への意気込みを示した。