写真で見るホンダ「ライフ パステル」 |
ホンダの軽自動車のメインストリームといえるのが、この「ライフ」シリーズだ。ライフの初代モデルは1971年に誕生後、一時消滅するが1997年に軽自動車の主流ともいえるトールワゴンとして復活を果たした。
2008年11月にデビューした新型も、基本的なコンセプトは今までどおりで大きくは変わっていない。大きなウインドーによる視界のよさ、大人4人がラクに過ごせる快適空間、そして多彩な収納など、日常の使い勝手を重視しているのが特長となっている。
また、ライフはその派生モデルとして、先代にも用意されていたスポーティ仕様の「DIVA(ディーバ)」、そして新たに上品&上質をイメージした「PASTEL(パステル)」を追加。エクステリアはもちろん、インテリアのイメージも異なる3タイプのバリエーションを用意することで、ユーザーの好みに合わせた選択が可能になっている。
エンジンは自然吸気の直列3気筒 SOHC(52PS/6.1kgm)のほか、パステルとディーバには同ターボ仕様(64PS/9.5kgm)も用意。ミッションは電子制御4速ATのみで、全グレードにFFと4WDが設定される。
撮影した車両はパステルのFFで、ボディーカラーはバニラクレム、インテリアカラーはベージュ。価格はFFが114万4500円、4WDが128万1000円。
また、撮影車には、オプションの「HDDインターナビシステム」と「スマートパーキングシステム+チルトステアリング」が装備されていた。スマートパーキングシステムは、右バック駐車や左バック駐車、縦列駐車時のステアリング操作をアシストしてくれるシステム。左右ドアの内張りに用意されたインジケーターを目印に、車両の位置を合わせたら、あとはステアリングに触れることなく前進・後退・停止の操作だけで駐車ができる。
全体的な印象は従来モデルと大きく変わらない。だが、ボディーは骨格から見直されており、剛性の向上および軽量化、さらに騒音や振動の低減を実現している |
車内のパノラマ写真 |
(安田 剛)
2009年 6月 25日