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わんこ用ホンダ純正アクセサリー「Honda Dog」シリーズを愛犬家が本気でチェック!! 実際に触れて分かった推しアイテムは?
- 提供:
- 株式会社ホンダアクセス
2023年9月29日 00:00
わんことドライブするための純正アクセサリー「Honda dog」シリーズ
ドライブはわんこにとっても楽しいことである。朝早くから家族がいつもとは違う感じでいそいそと用意をしていれば、カシコイわんこは「なにか楽しいことがあるぞ」と勘づくので、目をパッチリ開いた楽しそうな顔でみんなの動向を見守る。わんこによっては、ワクワクがあふれて部屋を走りまわっているかもしれない。
そして準備が整って、みんながわんこのほうを向き「おいで!」と声がかかると、待ってましたと言わんばかりに、うれしそうな顔で飛びついてくる。飼い主的にはわんこと出かけることも楽しみだけれど、声をかけた瞬間の反応を見るのも「すごく楽しみ」なものである。
そんな幸せいっぱいな「わんことのお出かけ」をテーマに、さまざまな情報を発信しているのがホンダが運営する「Honda Dog」というWebサイト。わんこと一緒に楽しめるお出かけ先やドッグランが整備されている高速道路のSA&PA情報など、わんこに関するお役立ち情報が満載で、愛犬家には見応えのあるサイトになっている。
さらに、自動車メーカーならではのクルマとわんこに関する情報も掲載されている。それが「わんこにやさしいクルマ」というコンテンツ。
ここではホンダのクルマ(一部販売終了モデルを含む)にわんこを乗せようと思ったときに知りたくなる車体や室内のサイズ、実際にわんこを乗せた写真や小型キャリーケースを載せた写真なども詳しく紹介されている。
また、わんこと出かけるときに使用するペットバギーなどを積むラゲッジルームの寸法や積みこんだ画像まで紹介しているという徹底ぶり。わんこと出かけるクルマを探している人が知りたい情報が満載で、「あぁ、ホンダにはわんこ好きが多いんだな」ということが伝わってくる。さらに、もの作りのプロである自動車メーカーがわんこ+クルマ+お出かけを本気で考えると、情報を伝えるだけでは終わらない。Honda Dogでは情報だけではなく、車内にわんこを乗せるときに使用する便利な愛犬用アクセサリーやかわいい加飾アイテムなども展開しているのだ。
そこで9月17日~18日に長野県で開催された「アウトドアドッグフェスタ in 八ヶ岳 2023」に来場していた愛犬家に、実際にHonda Dogアイテムに触れてもらいながら、「これは欲しい!」と思った“推しアイテム”を聞いてみた。
大型犬用ケージも余裕で積める広々「ステップワゴン」
「ペットシートマット」「ペットドアライニングカバー」「ペット車外飛び出し防止リード」といったHonda Dogアイテムのほか、純正アクセサリーの「ラゲッジソフトトレー」と「大型ルーフコンソール」、そしてラゲッジスペースには、「タイダウンベルト」で大きなケージを固定し、大型犬や多頭飼いにも対応する仕様に仕上げられたステップワゴン e:HEV スパーダ。
3列目シートを床下に格納し、ラゲッジスペースを広くした状態にして大型犬用ケージをセット。ケージで大人しくできるわんこであれば、前席と2列目シートに4人がゆったりと乗りつつ一緒に移動できる設定だ。
新里さん一家は、パピヨンのそらくんとポメラニアンのるるちゃんが加わるのでドライブでは6人(4人+2頭)の大家族の移動になる。それだけにクルマは大勢がゆったり乗れるステップワゴンがお気に入りで、さらに人とクルマが一緒に乗れるペットシートマットに興味を持った様子。「ペットシートマットは足下のファスナーを開くことで、人が着席できるようになるのでわんことシートを共用でき、さらにペット車外飛び出し防止リードを併用すれば、わんこを抱いたままでも安心できるのがいい」そうだ。
親子でイベントに遊びにきていた千史さんと真弓さん。別々に住んでいるが仲良しのうーたんくんと瑛くんの2頭だが、体の大きさが違うので一緒に出かけるときはうーたんくんが助手席。そして瑛くんはリアシートに乗っていると言う。そのため2人が気になったのは瑛くん用のペットシートマット。瑛くんは体が大きいぶん、シート座面だけのカバーでは足下に落ちてしまう心配があったそうだが、「フロントシートの背面とリアシートの座面がつながって足下の落ち込みがないペットシートマットなら、その心配もなく安心して乗せられる」と絶賛していた。
コーギーのつくねちゃん、ティニーちゃん、サリーちゃんは、クルマに乗るとドアの内張りに前足をかけて外を眺めるのが大好き。飼い主的には「外を見ている姿もかわいらしいけれど、ドアの内張がツメで傷つくし、よだれで汚れるのも気になる」という。そこで目に入ったのがペットドアライニングカバー。実際につくねちゃんを乗せてみたところ、気になっていることがすべて解決。体験してみた感想を聞くと「これは欲しいです!」とのことだった。
愛犬家が絶賛する低床×ハイルーフが特徴の「フリード+(プラス)」
「ペットシートプラスわん2」「ペットシートマット」「ペットドアライニングカバー」「ペット車外飛び出し防止リード」など、小・中・大型犬、そして多頭飼いにも対応するアイテムを装着したフリード+。また、純正アクセサリーの「ラゲッジトレー」「ルーフラック」も装着し、車両本来の低床とラゲッジスペースの高さを生かした仕様に仕上げている。
フリード+はコンパクトで細い道でも運転しやすく、公園などの駐車場でも取り回しがしやすいクルマ。そして後席ドアは電動スライドドアなので公園などの駐車場では隣のクルマに気を使いながらわんこを降ろすときもハラハラしないで済むし、天井が高くフロアも低いのでわんこを抱いての乗り降りもスムーズだ。そして室内が広いことから、どのシートに座ってもゆったり感があるので人もわんこも快適な移動ができるのも特徴。
K・Aさんが熱心にチェックしていたフリード+。クルマで出かけるときはサークルを使用するが、いま使っている製品は上部が開いた形状なので飛び出しの不安があるそうだ。それに対してペットシートプラスわん2は、「上部を覆う部分がメッシュ状になっているのでわんこに窮屈な思いをさせず、上部や両サイドのファスナーで開閉でき、簡単に乗り降りさせることができるのがいいですね。それと首輪や胴輪をつなげるリードフックも付いているので安心」とのことだった。
SUVモデルながら多頭飼いにも対応する「ヴェゼル」
助手席の後ろにリアシート用の「ペットシートサークル」を装着したヴェゼルは、小型~中型犬とのドライブにピッタリ。また、ラゲッジスペースには純正アクセサリーの「ラゲッジトレー」を装備し、犬用バギーや汚れたものを積むときに重宝する。
ペットシートサークルは、床面に固さのあるボードを使用しているので、リアシート座面を越えて足下スペース上に浮いた部分があってもわんこの足下は安定する構造。上側4辺にはフレームも入っているので、シート座面から飛び出た部分にわんこが乗っても大丈夫。歩きにくそうになったり、床がしなったりすることはないし、中型犬でも寝そべられる。小型犬であれば多頭飼い(耐荷重は25kg)にも対応できる。また、使用しないときは簡単に取り外せるのも特徴。
キャバリアのてんちゃん、おんくんは双子の姉弟。ふだんはボックス型のサークルに2頭分のドライブベッドを並べて載せているという。チャイルドシート固定用金具であるISOFIXロアアンカレッジに固定するペット車外飛び出し防止リードが2本使えるペットシートサークルは、安心できるので「いまここで買っていきたい」というほど気に入っていた様子。「自分は気をつけていてもぶつけられることもありますから、安全性は高いほうがいい」という渡辺さん。わんこをクルマに乗せるすべての人に届いてほしい言葉だった。
ウルフドッグを飼う仲間の浜中さんと石原さん。SUVの少し高めのラゲッジスペースでも、大型犬のウルフドッグなら簡単に乗れるし、汚れた足でも大丈夫なので、ちょっとした休憩にも便利だという。
わんこと一緒に車中泊できる世界観を演出した「N-VAN+STYLE FUN」
リアシートおよびラゲッジスペースを大きなフラットスペースにできる「マルチボード」や、外からの視線や光をカットできる「プライバシーシェード」「テールゲートカーテン」「ウインドメッシュ」などの純正アクセサリーを装着して、わんことの車中泊をテーマに仕上げた「N-VAN」。
ドライブ中わんこは助手席にセットしてあるペットシートプラスわん2に入ってもらい、目的地に着いたらN-VANのまわりやテールゲートカーテンの下で過ごして、夜は車内のクッションで飼い主と並んで就寝できるという設定。
ボーダーコリーのオリバーくんを連れていた池田さん一家は、N-VANで表現していた「わんことキャンプ」の興味津々。実際にオリバーくんとキャンプに行っているそうで、わんこは乗り慣れたクルマだと夜も落ち着いて寝るので、ふだんからクルマやアイテムに慣らしておくことが大事だという。
わんこや家族に愛される「Honda Dog」の歴史は20年以上も
実は「わんことクルマでお出かけ」といった環境が整ったのは、かなり最近のことで、まさにHonda Dogと共に発展してきたといっても過言ではない。そこでホンダアクセス広報の石川伸子氏に、Honda Dogのこれまでの歩みを聞いてみた。
世界には多くの自動車メーカーがあるけれど「わんこを乗せる」ことについて、これほど力を入れているのはおそらくホンダしかない。そしてその“わんこ推し”の始まりは2001年のこと。ホンダ社内の愛犬家有志が仲間と立ち上げた「Travel Dog」というWEBサイトだった。
当時、わんこと一緒に利用できる施設やカフェなどの情報を掲載しつつ、コミュニティ内でわんこ関連の情報交換を行なえる場は珍しいうえ、あくまでも有志によるサイト運営であり、Honda公式サイトの外にあるものだった。
一方2003年には、ホンダは当時の軽ワゴン車「バモスホビオ」をベースにした愛犬家向け特別仕様車「バモスホビオTravel Dogバージョン」を新車として発売。2005年には東京モーターショーに「W.O.W.コンセプト」というわんこのためのコンセプトカーを出展するなど、流れは加速しはじめていた。
「W.O.W.コンセプト」出展と同じ2005年には、「わんことお出かけ」をテーマにしたWebサイト「Honda Dog」がいよいよHonda公式サイト内に誕生。愛犬家の従業員たちの情熱で公開にこぎつけたもので、わんこ好きたちにむけておでかけ情報の発信をスタートした。愛犬とのお出かけ情報を発信するサイトは当時まだ少なく、たくさんの愛犬家がサイトを利用してくれた。
このようにHonda Dogは、わんこ好きでクルマで出かけることも好きな人に向けて始めた、ピュアな気持ちがベースにある活動だ。そしてその出発点があるから現在もHonda Dogのサイトはわんこ好きたちに役立つ情報が充実している。そしてHonda Dogサイトの立ち上げに合わせて、純正アクセサリーでもペットアイテムの発売が始まった。純正アクセサリーも「わんこをクルマに乗せる」というテーマについて真剣に考えた製品がラインアップされている。
例えば製品に使う生地も、クルマのシートカバーなどと同じく数万回の乗り降りでの摩擦を受けても破れないものを使い、難燃性、対候性などもクリア。他にも、製品の形状をいざというとき展開するエアバッグの範囲まで見込んで作り込むなど、純正品質の素材と仕様で長く安心して使える製品に仕上げている。
Honda Dogがいかにわんことクルマのことを真剣に考えているかは伝わったと思うが、Honda Dogシリーズには“肉球”をデザインしたアイテムもある。これは「わんこが好きな人がクルマに付けるドレスアップパーツ」という位置づけのアイテムで、今わんこを飼っているかどうかに関わらず、“わんこ好き”な人に付けてほしいという。
クルマのパーツやアクセサリーには、「逸品」や「名品」と称されるアイテムもあるが、このHonda Dogシリーズはわんこ用アイテムとしては間違いなく“逸品・名品”の部類なので、「うちのわんこにはいいものを使いたい」と考えている愛犬家であれば、ぜひHonda Dogのサイトを見て、愛犬用アクセサリーについて調べていただきたい。また、愛犬用Honda純正アクセサリーHonda Dogシリーズは、ホンダディーラーまたは「ホンダアクセス公式通販ページ」にて購入可能となっている。
なお、Honda Dogは2023年11月25日~26日に東京都の国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンゆめひろばで開催される「Sippo Festa 2023秋」に出展予定なので、実際に製品を見て試したい人は会場へ足を運んでみてはいかがだろう。しっぽフェスタの情報は「Sippo Festa(しっぽフェスタ)公式サイト」より。
また、ホンダでは趣味を本気で楽しみたい人が集まる場として「Honda ASOBI BASE」というWebサイトも立ち上げている。会員登録(無料)が必要となるけれど、ここでもいろいろなASOBIのプロによるWeb講座を楽しめるほか、わんこに関する講座もあるので、ぜひ一度アクセスしてみてほしい。
Photo:堤晋一