こちらはムラーノ、エルグランド、マーチ、キューブなどで使われるCVT1/3の生産に伴い導入された「真空浸炭焼き入れ炉」。炉の中を真空状態にした後、炭化水素などの浸炭性ガスを部品にあわせて少しずつ添加し、浸炭・加熱処理を行う。酸化の危険がなく、かつ高温処理が行えるため、連続ガス浸炭焼き入れ炉と比べ40%の時間で処理が完了すると言う