FR車用3速AT(油圧制御)「JR300H」(1971年)。ジヤトコが最初に開発したステップAT。電子制御ではなくエンジン負圧と遠心力で変速した。日本のイージードライブ化普及の草分け。当時の呼称は「3N71B」(日産向)。1972年にはセミ電子制御化、1980年にはロックアップ機構追加によるトルクコンバータでのエネルギーロス低減が図られた。日産セドリック/グロリア(1972-87)、東洋工業(現マツダ)ルーチェ(1974-86)、フォード・グラナダ(1976-79)などに搭載