東京オートサロン 2017
【東京オートサロン 2017】ルノー・ジャポン、F1マシン「ルノー RS16」を中央にスポーツテイストモデルを展示
1月12日に発売したばかりの「トゥインゴ ゼン MT」にも注目が集まる
2017年1月14日 15:00
- 2017年1月13日~15日 開催
1月13日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン 2017」で、ルノー・ジャポンはF1マシン「ルノー RS16」をブース中央に据え、「メガーヌ ルノー・スポール 273」「ルーテシア ルノー・スポール トロフィー LS」「トゥインゴ ゼン MT」の3台の市販モデルを展示した。
ブース中央に置かれたフォーミュラマシンのルノー RS16は、2016年のF1世界選手権向けに開発したモデルのショーカー。この2016年からルノー・スポールF1チームとして参戦している。
メガーヌ ルノー・スポール 273は、2014年にニュルブルクリンク北コースで“量販FF車最速”となる7分54秒36をマークした「メガーヌ ルノー・スポール トロフィーR」を継ぐモデル。最高出力201kW(273PS)/5500rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/3000-5000rpmの直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンを搭載し、6速MTと組み合わせる。このスペックを見ると分かるように、車両のネーミングは最高出力の数値からとっている。ブレンボ製フロントキャリパー、レカロ製のレザーフロントバケットシートを採用した3ドアモデルで、サーキットでのスポーツドライビングにも耐えるという。
ルーテシア ルノー・スポール トロフィー LS」は、30台限定で発売されたルーテシア ルノー・スポール トロフィーの限定車。最高出力162kW(220PS)/6050rpm、最大トルク260Nm(26.5kgm)/2000rpmを発生する直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは6速EDC。「TROPHY」ロゴの入ったヘッドレスト一体式ノワールレザーフロントスポーツシートを特別装備。エアコンベゼルとドアトリムもノワールレザーに合わせた「ブラックインテリア+カーボン調フィニッシャー」を採用している。
トゥインゴ ゼン MTは、東京オートサロン 2017の開幕前日である1月12日に発売が開始されたモデルで、コンパクトハッチバック「トゥインゴ」の装備をシンプルにした新グレードの1つ。エンジンをリアに搭載するRRレイアウトのため、会場ではエンジンが見えるようにリアハッチを開けて車両を展示。注目度は高く、多くの人がリアのエンジンを覗きこんでいた。
ゼン MTは最高出力52kW(71PS)/6000rpm、最大トルク91Nm(9.3kgm)/2850rpmを発生する直列3気筒DOHC 1.0リッターエンジンに5速MTを組み合わせている。ほかに直列3気筒DOHC 0.9リッターターボエンジンと6速EDCを組み合わせた「ゼン EDC」も用意されている。
車両展示のほかに、ブース内ではルノー関連グッズの販売も行なっており、モデルカーやアパレル関連製品、ルノー・ジャポンオリジナル商品などを揃えている。モデルカーのなかにはブースで展示されているF1マシンのルノー RS16もあった。