GTC2015

アウディ「A7 スポーツバック」ベースの自動運転コンセプトカー「Jack」展示

ラゲッジルーム内の制御システムを公開

2015年3月16日~20日開催

San Jose McEnery Convention Center

GTC2015の会場内に展示されたアウディ「A7 スポーツバック」ベースの自動運転コンセプトカー「Jack」

 GPUソフトウェア開発者向けイベント「GPU Technology Conference 2015」(以下、GTC2015)では、すでにお届けした基調講演のほか、400以上を超えるセッションや各種の関連展示が行われている。

 NVIDIAが近年積極的に取り組んでいる自動運転関連では、NVIDIAの車載用SoC(System On a Chip)を積極的に採用しているアウディが、A7 スポーツバック自動運転コンセプトカー「Jack」を展示。このJackは、本年の1月にシリコンバレーから、「2015 International CES」会場のあるラスベガスまで550マイル(約900km)以上の距離を自動運転で走った車両で、CESでは屋外に公開されていたもの。

リアゲートを開いた状態で展示

 GTC2015では屋内展示を行い、また、リアラゲッジルーム内に設置した制御システムの公開も行った。制御システムは、主に右側に映像処理システムが、左側にログ生成などの計測関連のシステムが配置されているようだった。

自動運転の制御システム
主に3つのブロックに分かれて積載されているようだ
ログやマップなどの処理を行うエリア
シリアル端子が多数あったりするなど、実験データの入出力ユニットだろうか?
右側には映像処理などのユニットが配置されているようだ
アウディでは、自動運転を「piloted driving」と表記
自動走行でラスベガスに向かう映像が流されていた
Audi piloted driving - testdrive day 1

編集部:谷川 潔

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