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国交省、メーカーによる燃費試験不正行為を受け審査方法を見直しへ
メーカー提出のデータを採用する7つの試験で見直し
2016年6月10日 18:51
- 2016年6月10日 発表
国土交通省は6月10日、三菱自動車工業とスズキによる燃費試験における不正行為を踏まえて、不正を行なったメーカーに対しては審査を厳格化するなど型式指定申請における不正行為の防止策をまとめた「中間とりまとめ」を策定して公表した。
同省は4月28日に設置した「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」において4回にわたり議論を行なった。
今回、不正行為が発覚した走行抵抗値を含めて、メーカーから提出されるデータに基づいて実施されている7つの試験に関して、メーカーが提出するデータに関するチェック体制を見直し、「データ測定時の抜き打ちの立ち会いチェック」「不正発覚時の申請の却下」「不正を行なったメーカーへの審査の厳格化」「実車抜き取り確認」など審査方法を見直すとしている。