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ユピテル、最大12時間の「駐車記録機能」にオプション対応するフルHDドラレコ「DRY-V2」

画質補正HDR搭載。地デジやカーナビに影響を与えないノイズ低減設計

2016年7月下旬 発売

オープンプライス

フルHDドライブレコーダー「DRY-V2」

 ユピテルは、フルHDドライブレコーダーの新製品「DRY-V2」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万3000円前後(税別)。

 DRY-V2では同社の特許取得技術である「スマートビュー」タイプを採用。撮影用のレンズを備える円筒形の本体が回転することでフロントウィンドウに固定するためのブラケットと一体化し、ドライバーの視界を妨げにくく、ガラスの反射による映り込みなどを抑制して見やすい映像が撮影できる。

 300万画素のカラーCMOSを撮影素子に使い、「VGA(640×480)」「720P(1280×720)」「1080P(1440×1080)」「1080P HD(1920×1080)」という4種類の解像度で動画を記録可能。また、日中の逆光状態やトンネルの出入り口付近といった明暗差が強い状況で映像を補正し、映像を見やすく記録するHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載する。事故などの衝撃で電源供給が絶たれたときでも記録中の映像が破損しないよう記録するバックアップ機能を備え、東日本、西日本で異なるLED式の信号機の周波数に対応して発光内容をしっかり記録できるほか、ノイズ低減設計によってTVの地デジ放送やカーナビに影響を与えないように対策している。

円筒形の本体に備えるカメラでは、300万画素のカラーCMOSでフルHDサイズの動画撮影が可能。HDR(ハイダイナミックレンジ)機能で映像を見やすく記録する
本体背面にLEDバックライト搭載の1.5インチTFT液晶ディスプレイを搭載。本体サイズは103×35mm(幅×直径)で重量は64g

 このほか、近日発売予定のオプション装備「マルチバッテリー(税別2万3000円)」「電圧監視機能付 電源ユニット(税別6000円)」に対応。駐車場などに駐めてエンジンをストップさせたあとでも専用のマルチバッテリーや電圧監視機能付 電源ユニットを介して車載バッテリーから電力供給が続き、最大12時間まで撮影を継続できる「駐車記録機能」を採用。これにより、搭載しているGセンサーによってほかの車両による当て逃げ被害や車上荒らしなどの不審者の情報を記録できるようにしている。