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ユピテル、無線LAN対応でスマホなどと接続できるドラレコ「DRY-WiFiV3c」

専用アプリでのリモート操作や映像ダウンロードも可能

2016年3月25日 発売

オープンプライス

ドライブレコーダー「DRY-WiFiV3c」

 ユピテルは、ドライブレコーダーの新製品「DRY-WiFiV3c」を3月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万7000円前後。

 レンズを備えた本体が回転して幅広いアングルに調整可能なレンズ部可動式を採用するDRY-WiFiV3cでは、無線LANに対応してスマートフォンやタブレットといった外部機器との接続が可能。無料配布している専用アプリ「DRY-WiFi Remote TypeB」を使い、本体の各種設定の変更、動画の記録開始や静止画の撮影といった操作が行なえるほか、カメラが捉えている映像の確認、記録した動画のダウンロードなどもできる。これにより、ドライブ中でも記録した動画を動画共有サイトやSNSなどに気軽に投稿できる。

本体のサイズは103×35mm(幅×直径)で、重量は80g。本体背面に1.5インチのTFT液晶ディスプレイが設置され、設置するときにカメラの向きなどをその場で確認できる。製品には8GBのmicroSDカードが付属し、最大32GBまで対応

 ドラレコとしての機能では、300万画素のカラーCMOSを撮影素子として採用し、「1080P HD」(1920×1080)、「1080P」(1440×1080)、「720P」(1280×720)、「VGA」(640×480)の4種類を動画画質に設定。動画の圧縮方式はMOV(H.264)で、フレームレートは30コマ/秒と10コマ/秒を用意する。

 また、逆光状態やトンネルの出口付近などの強い明暗差を補正して明瞭な映像を記録するHDR(ハイダイナミックレンジ)機能、事故などの衝撃で電源供給が絶たれたときでも記録中の映像が破損しないよう記録するバックアップ機能を備え、東日本、西日本で異なるLED式の信号機の周波数に対応して発光内容をしっかり記録できるようにしている。

 このほか、付属する専用ビューアソフトで映像が記録されたときの日付けや速度、走行軌跡などをチェック可能。録画ファイルは2分、または5分ごとに自動生成され、保存先のmicroSDカードの容量が足りなくなると古い記録から上書きしていく常時録画のほか、搭載するGセンサーで衝撃を検知したときに上書きされない専用フォルダに保存するGセンサー記録、本体に備えたボタンを押して上書きされない専用フォルダに保存するワンタッチ記録も用意する。

DRY-WiFiV3cの装着イメージ

(編集部:佐久間 秀)