ホンダ、熊本製作所が8月22日よりほぼ通常稼動に

　本田技研工業は8月24日、熊本地震の影響を受けた熊本製作所（熊本県菊池郡大津町）の生産状況について、大型2輪モデルの生産ラインで生産準備が整い、8月22日よりほぼ通常稼動での生産になったと発表した。

　震災発生後、熊本製作所の生産については、4月14日夜から一旦休止し、5月6日より海外生産拠点への部品供給を再開。汎用完成機組み立ては5月13日より、被害の大きかった2輪完成車組み立てについては、6月6日より主要機種の組み立てを少量生産で再開し、段階的に生産量を増やすなど、8月中旬の復旧を目標に取り組んできた。

　なお、熊本製作所でこれまで生産していた軽4輪エンジン部品については、現在、一部を鈴鹿製作所（三重県鈴鹿市）へ移管して、早期安定供給にむけて生産体制を整えている状況としている。

大型2輪「ゴールドウイング」、原付スクーター「ジョルノ」などを生産拠点となっている熊本製作所（参考画像）