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レクサス、コンパクトクロスオーバー「UX Concept」を世界初公開

電子ミラーやホログラム等のHMI技術など採用

2016年9月29日(現地時間) 発表

 レクサス(トヨタ自動車)は9月29日(現地時間)、コンパクトクロスオーバーのコンセプトカー「UX Concept」を、2016年パリモーターショーで世界初公開した。

 UX Conceptは、大胆なエクステリアと人間工学に基づいたインテリアを採用するとともに、ヒューマンマシンインターフェイスの先端技術を融合してレクサスのコンパクトクロスオーバーの将来像を示した。ボディサイズは4400×1900×1520mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2640mm。

 インテリアは前席と後席でそれぞれ異なる趣に仕上げられている。フロントは人間工学に基づいたドライバー主体のデザイン構造となりホログラム等のヒューマンマシンインターフェイス技術を採用して、3次元による先進的なドライビング体験を提供。一方、リアは寛ぎの快適空間を演出、キャビン中心を縦に貫くコンソールや室内配色で、前後席空間の違いを際立たせた。

ホイールアーチ、ルーフバー、電子ミラーを同じ素材感で仕上げ、キャビン内側との一体感や連続性を演出した
フロントピラーはアルミ部材にフィン形状のポリカーボネイト材が接合されたシースルー構造、内外の境界を感じさせない広がり感を演出