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トヨタ、タカタ製エアバッグの不具合で「カローラ」「ヴィッツ」など19車種、計115万9578台をリコール

助手席エアバッグのインフレータ容器が破損するおそれ

2016年10月26日 発表

エアバッグの不具合で「カローラ」「ヴィッツ」など19車種、計115万9578台をリコール

 トヨタ自動車は10月26日、エアバッグ装置に不具合があるとして「カローラ」「ヴィッツ」など19車種、計115万9578台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車両の製作期間は2000年8月22日~2011年12月28日。

 対象車両の不具合は、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるというもの。

 改善対策として、全車両のエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを改良品と交換する。なお、交換用部品が不足した場合には、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。