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タカタ製エアバッグの不具合で、トヨタ/スバル/三菱自動車/日野/メルセデスが計103万9534台をリコール

2017年3月30日 発表

 トヨタ自動車、スバル(富士重工業)、三菱自動車工業、日野自動車、メルセデス・ベンツ日本は3月30日、タカタ製エアバッグ装置に不具合があるとして計103万9534台のリコールを国土交通省に届け出た。

 対象となるのは、トヨタは15車種で計75万3460台(製作期間:2010年1月6日~2012年12月26日の計72万5999台、製作期間:2002年12月19日~2004年3月3日の計2万7461台)。スバルが4車種で計18万1809台(製作期間:2010年1月6日~2012年12月28日)。三菱自動車が4車種で計5万8562台(製作期間:2010年1月6日~2012年12月28日)。日野自動車が7車種で計1924台(製作期間:2011年7月9日~2012年12月26日)。

 輸入車は、メルセデス・ベンツが24車種で計4万3779台(輸入期間:2010年2月1日~2013年4月12日)。

 対象車両はいずれも、使用されているエアバッグのインフレータ(膨張装置)においてガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。