ニュース
タカタ製エアバッグの不具合で、スバル、マツダ、日産が計18万7939台をリコール
2016年11月25日 17:37
- 2016年11月25日 発表
タカタ製エアバッグ装置に不具合があるとして、スバル(富士重工業)、マツダ、日産自動車は11月25日、対象となる計18万7939台のリコールを国土交通省に届け出た。
スバルは「レガシィ」「エクシーガ」「フォレスター」「インプレッサ」の4車種、計15万2462台(製作期間:2007年5月8日~2009年12月26日)。マツダは「CX-7」「アテンザ」の2車種、計2万2928台(製作期間:2006年10月19日~2009年12月18日)。日産は「フーガ」「プレサージュ」「キャラバン」「コモ」の4車種、計1万2549台(製作期間:2009年1月7日~2012年6月5日)。
対象車両はいずれも、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
改善対策として、全車両の助手席用エアバッグモジュールを対策品に交換する。なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止し、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。