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トヨタ、燃料電池技術の大型トラックへの応用を検討

米カリフォルニア州において技術や事業化調査を実施

2016年11月17日(現地時間) 発表

 トヨタ自動車は11月17日(現地時間)、米カリフォルニア州において、大型トラック(セミトレーラー・トラック)へ燃料電池(FC)を搭載する技術や事業化調査を進めていくと発表した。

 トヨタグループでは、水素を将来の有力なエネルギーと位置づけ、市販車の「ミライ」に加えて、FCバス、FCフォークリフト、家庭用の定置式FCなど、燃料電池の幅広い応用も含めて技術開発・商品展開を推進している。

 今回、大型トラックへのFC技術の応用により、将来的には「貨物輸送におけるゼロ・エミッション」実現に貢献することを視野に入れて調査を行なっていくとしている。

 米国における今回公表した調査や水素社会の進展に関する詳細は、今後、プロジェクトの進捗に応じて順次公表していくという。

FCV「ミライ」