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ルノー・日産、小型商用車事業部門を新設
「アルマーダ」「パトロール」などのSUVも事業の対象
2017年3月14日 17:07
- 2017年3月14日 発表
ルノー・日産アライアンスは3月14日、小型商用車(LCV)事業部門を新設すると発表した。新たな事業部門の新設により、ルノー、日産自動車、三菱自動車工業などグループの小型商用車のグローバル販売台数拡大を目指すとしている。
ルノー・日産アライアンスのLCV事業部門には、アライアンスSVPにアシュワニ・グプタ氏が就任して統括する。同事業部門はアライアンス各社間の相互開発や相互生産の効率を最大化して、コストや技術面においてさらなるシナジーを創出を目指す。また、日産「アルマーダ」や「パトロール」など、ボディ・オン・フレーム構造のSUVも事業の対象とする。
ルノー・日産アライアンス 会長兼CEOのカルロス・ゴーン氏は、「ルノー・日産アライアンスにおける取り組みと、始まったばかりの日産と三菱自動車との協業を、アライアンスLCV事業部門として集約することで、販売台数の拡大とさらなるシナジーの創出が可能になります。この取り組みに加え、お客さまのニーズや各社が持つ市場特性の知識、主要商品をベースに、既存の成熟市場のみならず、新たな高成長市場におけるパフォーマンスを加速することで、各市場でのリーダーシップを拡大していきます」とコメントしている。
なお、2016年の販売実績では、ルノーグループ(アフトワズ含む)はグローバルで累計44万3931台のLCVを販売。日産はグローバルで81万5490台のLCVを販売。三菱自動車はグローバルで24万8000台のLCVを販売している。