ニュース

BMW、450PSの「コンペティション」を追加した新型「M3」「M4」

最高出力を19PS向上し、足まわりなどを専用セッティングした「コンペティション」

2017年5月9日 発売

1157万円~1279万円

新型「M4」

 ビー・エム・ダブリューは5月9日、エンジンの出力を向上させた「コンペティション」をラインアップに追加した新型「M3」「M4」を発売した。価格は1157万円~1279万円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格ステアリング位置
M3直列6気筒DOHC 3.0リッターMツインパワー・ターボ7速M DCT2WD(FR)11,850,000円
M3 Competition7速M DCT12,560,000円
M46速MT11,570,000円右/左
M47速M DCT12,080,000円
M4 Competition7速M DCT12790,000円

 今回新しく追加されたコンペティションは、直列6気筒 3.0リッターMツインパワーターボエンジンの最高出力を標準モデルより14kW(19PS)向上させた331kW(450PS)を実現。エンジン性能の向上に対応するため、ダンパーとスタビライザーの特性を専用チューニングしたアダプティブMサスペンションを設定。電子制御式多板クラッチにより左右リアホイール間でパワーを自在に配分するアクティブMディファレンシャルやDSCにも専用のチューニングを施したほか、専用のMスポーツ・エキゾースト・システムも搭載している。

 コンペティションのエクステリアは、軽量構造の20インチ鍛造Mライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング666Mや、ハイグロス・ブラック仕上げのキドニーグリル、ブラッククローム仕上げのデュアル・エキゾースト・テールパイプといった専用装備が設定されており、インテリアでは身体をしっかりと支える軽量構造のMスポーツシートと、Mストライプが施されたシートベルトなどの専用装備が用意され、特別感を演出している。

 なお、全グレード共通のアイテムとして、エクステリアにヘキサゴナル・デザインのデイタイム・ランニング・ライト機能付きアダプティブLEDヘッドライトやブラックカラーの19インチ・アロイ・ホイールを採用。M3にはすでに採用されていたリアのLEDテールランプをM4に新しく設定するなど、精悍で存在感のあるデザインとしているほか、インテリアにharman/kardonサラウンドシステムとカーボン・ファイバー・トリムを標準装備した。

新採用のヘキサゴナル・デザインのデイタイム・ランニング・ライト機能付きアダプティブLEDヘッドライト
M4はLEDテールランプを新採用