ニュース

ホンダ、サーキット走行向けスーパースポーツ「CBR1000RR SP2」2017年型モデル

商談受付期間は6月5日~26日。国内販売35台限定

2017年6月5日~26日 商談受付

302万4000円

国内販売は35台限定となる「CBR1000RR SP2」2017年型モデル

 本田技研工業は5月22日、直列4気筒エンジンを搭載する1000ccクラスの大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」の商談受付を6月5日より開始すると発表した。価格は302万4000円で、2017年型モデルの国内販売は35台限定。受付期間は6月5日~26日で、限定台数を上まわる申し込みがあった場合は公開抽選を実施予定。

 CBR1000RR SP2は、「CBR1000RR SP」をベースにサーキット走行やレースでの使用を想定して、吸・排気バルブと燃焼室を新設計したシリンダーヘッドを搭載するなどさらなる性能向上を図ったモデル。

 CBR1000RR SPとの主な変更点は、シリンダーヘッドやピストンで、吸排気効率の最適化による性能向上を図るため、バルブ径を拡大するとともにバルブ挟角を変更。燃焼室形状とピストン頭部形状を最適化し、燃焼効率を向上させた。

 シリンダーヘッドの冷却性向上を図るため、スパークプラグのロングリーチ化とともに、ウォータージャケットをより燃焼室に近い位置に配置。レース用ハイリフトカムシャフトへの交換に対応させるため、バルブリフター外径を拡大した。

 前後ホイールには、マルケジーニとホンダがCBR1000RR SP2専用として共同開発した、マルケジーニ製軽量アルミ鍛造7本スポークホイールを採用している。

 カラーリングは「ヴィクトリーレッド」の1色を設定。レッドを基調としたカウリングに、カーボンパターンとしたブルーのグラフィックを施すとともにゴールドのラインを追加するなど、CBR1000RR SP2専用のカラーリングとした。

カラーリングはヴィクトリーレッド」の1色を設定

 CBR1000RR SP2 2017年型モデルの購入は、CBR1000RR SP2商談申込専用サイトで商談の申し込みが必要。2018年型モデルの受付期間と販売台数については別途、専用サイトで案内予定としている。