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【ニュル24時間 2017】決勝18時間経過。90号車「SUBARU WRX STI」に接触のトラブル

総合優勝は「Audi R8 LMS」「BMW M6 GT3」で争い続く

2017年5月25日~28日(現地時間)開催

他のマシンとの接触によりダメージを受けたSTIの90号車「SUBARU WRX STI」、応急処置を受けて走行を続けている

 ドイツ ニュルブルクリンクで開催されている「第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」は決勝スタートから18時間が経過。現地時間は9時30分、夜が明けた朝方のサーキットはクラッシュが相次いだ。

 現地時間9時30分現在の順位は、日本から参戦するToyota Gazoo Racing 170号車「Lexus RC」はSP 3Tクラスの2位(総合29位、周回数108)を走行中。STI 90号車「SUBARU WRX STI」は、SP 3Tクラスの3位(総合30位、周回数107)を走行中。

 SP 3TクラスはLMS Engineeringの89号車「Audi TTRS2」がスタートからトップ(総合25位、周回数109)をキープしている。

 なお、90号車「SUBARU WRX STI」は、現地時間の6時ごろマルセル・ラッセー選手のドライブ中、コース上で他のマシンとの接触によりボディ左側ダメージを受けて緊急ピットイン。損傷部分は走行には支障がない程度のようで、ピットではメカニック達による応急処置が施されて、コースに復帰して現在も走行中。

LMS Engineering 89号車「Audi TTRS2」
Toyota Gazoo Racing 170号車「Lexus RC」
STIの90号車「SUBARU WRX STI」

 総合優勝争いは上位を独占する「Audi R8 LMS」「BMW M6 GT3」に絞られてきた。総合トップはSP 9クラスのAudi Sport Team Land 29号車「Audi R8 LMS」で周回数118。2位はSP 9クラスのAudi Sport Team WRT 9号車「Audi R8 LMS」、3位はSP9クラスのRowe Racing 98号車「BMW M6 GT3」、4位はSP 9クラスのBMW Team Schnitzer 43号車「BMW M6 GT3」となっているが、いずれも同一周回を走行中。

Audi Sport Team Land 29号車「Audi R8 LMS」
Audi Sport Team WRT 9号車「Audi R8 LMS」
Rowe Racing 98号車「BMW M6 GT3」
BMW Team Schnitzer 43号車「BMW M6 GT3」

 決勝レースは残り6時間。ゴールは現地時間5月28日15時30分(日本時間5月28日22時30分)。