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ピボット、“自動ブレーキ”に対応し、オートクルーズを付属レバースイッチで操作できる「3DR-L」
オートクルーズの設定速度を数値で表示可能
2017年7月4日 18:16
- 2017年8月 発売
- 3万2000円(税別)
ピボットは、オートクルーズ機能付きスロットルコントローラー「3-driveシリーズ」の新製品「3DR-L」を8月に発売する。価格は3万2000円(税別)。取り付けには別途、車種別の専用ハーネス(税別4743円~8477円)が必要。
3-driveシリーズでリモートスイッチを備える「3DR」と同じく、電子式スロットル車のアクセルレスポンスを「レスポンスモード」「スポーツモード」「ノーマルモード」「ECOモード」の4モード18パターンで調整可能となっており、さらに設定した速度になるようアクセル開度を制御して車両のスピードを一定に保つ「オートクルーズ機能」を採用。
3DRでは運転席周辺のいろいろな場所に固定して利用できるよう、オートクルーズ機能を操作するリモートスイッチを薄い円筒状にしていたが、3DR-Lでは運転中に扱いやすいよう、ステアリングコラムのカバーに穴開け加工して固定するレバースイッチを採用した。
レバースイッチにはさまざまなコラムカバーの形状に対応できるよう、取り付け角度が変更できる「傾斜スペーサー」を用意。コラムカバーの右側に取り付けて使うことを想定しているが、部品の入れ替えを行なってカバー左側に取り付けることも可能となっている。
オートクルーズ機能の設定速度は40~140km/h(3DRは30~140km/h)。3DRでは設定速度を加速方向に操作すると「Hi」、減速方向に操作すると「Lo」と本体のディスプレイに表示していたが、3DR-Lでは加速・減速とも2km/h単位で上下した設定速度を数字で表示できる。また、装着車が増加している衝突被害軽減システムに対応する「自動ブレーキ連動解除機能(Abc)」も採用。オートクルーズ機能が働いているときに強い減速Gが働いた場合、車両の衝突被害軽減システムが作動したと判定してオートクルーズ機能が解除されるようになっている。