横浜ゴム、ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D」を10月発売。開発6サイズを発表

ヒストリックカー向けタイヤとして10月に発売を予定する「ADVAN HF Type D（アドバン・エイチエフ・タイプディー）」

　横浜ゴムは、同社の創業100周年となる10月に発売を予定するヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D（アドバン・エイチエフ・タイプディー）」の開発予定サイズを発表した。サイズは185/70 R13 86H～225/50 R15 91Vの6サイズ。

　ADVAN HF Type Dは1981年に発売され、サーキットを舞台としたレースで使用されるレーシングスリックタイヤにディンプルを施すデザインをトレッド片側に採用。斬新な商品性や優れた走行性能が高い評価を獲得し、国内外で「YOKOHAMA」の名を高めるタイヤとなった。

　10月に発売されるのはこのADVAN HF Type Dの復刻版となり、開発される予定の6サイズは、オリジナルタイヤが販売されていた1970年代～1980年代に販売されていたクルマに対応するサイズとなっている。また、サイズの決定にあたり、1月の「東京オートサロン 2017」、2月の「第9回ノスタルジック2デイズ」などのイベント会場でプロトタイプタイヤを展示しつつユーザーアンケートを実施。製品のターゲットになるヒストリックカー愛好家などの要望を受け付け反映しているという。

1月に行なわれた「東京オートサロン 2017」の横浜ゴムブースでは、ADVAN HF Type Dのプロトタイプタイヤを装着した日産自動車「フェアレディZ 432R」が展示された