光岡自動車、アルファード/ヴェルファイアベースの新型寝台霊柩車「フュージョン」

新型寝台霊柩車「フュージョン」（写真はアルファードベース）

　光岡自動車は、新型寝台霊柩車「フュージョン」と輸入霊柩車「リンカーンMKT センターストレッチリムジン」を8月23日に発売する。価格はフュージョンの2WD（FF）が466万5600円～、4WDが486万円～。リンカーンMKT センターストレッチリムジンは1485万円。

　いずれのモデルも東京ビッグサイト 東5ホール（東京都江東区）で8月23日～25日に開催される展示会「エンディング産業展2017」の会場で実車を見ることができる。

フュージョン

　フュージョンは寝台車としての利便性と、霊柩車としての機能を兼ね備える多機能車。トヨタ自動車「アルファード」「ヴェルファイア」をベースに、クォーターピラーに「KIZASHI（キザシ）」と名付けられた世界初となるLEDランドボーを装備。また、「KIZASHI」から連続するリアゲートガラスは左右に覆うような造形とし、特徴的なリアビューに仕上げている。

　棺室内は通常の寝台車とは異なり、霊柩車としての使用も想定してキルティングステッチのレザー装飾をはじめ、LED照明や化粧パネル、高級ステンレス棺台などを装飾。高級感のあるデザインに仕上げた。

　フュージョンのボディサイズは4915×1850×1880mm（全長×全幅×全高。4WDの全高は1895mm）で、乗車定員は3名。なお、フュージョンはアルファード/ヴェルファイアのほかに「エスティマ」での受注も受け付けている。

クォーターピラーに「KIZASHI（キザシ）」と呼ばれる世界初のLEDランドボーを装備

リンカーンMKT センターストレッチリムジン

全長7mオーバーのリンカーンMKT センターストレッチリムジン

　リンカーンMKT センターストレッチリムジンは米国の特装車両専門メーカーであるクオリティコーチワークスが手掛けたモデル。リンカーン「MKT」をベースにホイールベースを延長し、全長が7mを超えるセンターストレッチタイプの霊柩車。

　ボディサイズは7215×1955×1750mm（全長×全幅×全高）で、駆動方式は4WD。乗車定員は5名。

リンカーンMKT センターストレッチリムジンのボディサイズは7215×1955×1750mm（全長×全幅×全高）

リンカーンMKT センターストレッチリムジンのインテリア