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光岡自動車、アルファード/ヴェルファイアに専用架装した新型搬送霊柩車「プレミアムフュージョン」

価格は537万8400円~。「エンディング産業展2019」で初公開

2019年8月20日 発売

537万8400円~563万7600円

光岡自動車の新型搬送霊柩車「プレミアムフュージョン」。ボディサイズは4945×1850×1935mm(全長×全幅×全高)

 光岡自動車は、搬送霊柩車「フュージョン」シリーズの新型モデル「プレミアムフュージョン」を8月20日に発売する。価格は2WD(FF)車が537万8400円、4WD車が563万7600円。なお、光岡自動車は8月20日~22日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される展示会「エンディング産業展2019」に出展し、会場でプレミアムフュージョンを初公開する。

 プレミアムフュージョンはトヨタ自動車の上級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」をベースに架装を行ない、病院などから遺体を運ぶ搬送車、自宅や斎場から火葬場まで遺体を運ぶ霊柩車の1台2役を果たす多機能車。

モデルエンジン変速機駆動方式定員(人)価格
2.5X直列4気筒DOHC 2.5リッターCVT2WD(FF)35,378,400円
2.5X 4WD4WD5,637,600円

 シリーズの最上位モデルとなるプレミアムフュージョンでは、車内装飾を立体的な構造体として新設計して美しさを演出し、キルティングステッチのレザーと艶を抑えた上品な木目調パネルを装飾として採用。上質さや高級感を演出していることに加え、レザーと木目調パネルは色や種類を選択可能として、まったく異なる棺室内の雰囲気を作り上げることができるようにしている。また、棺室内に業務で使用する道具や装備などを収納するラックをオプション設定し、収納スペースのカスタマイズも可能な設計となっている。

プレミアムフュージョンのリアスペース
ストレッチャー兼用棺台のサイズは2100×620mm(全長×全幅)
側面に収納スペースを設置するカスタマイズも可能
キルティングステッチのレザーと艶を抑えた上品な木目調パネルを装飾として採用。上質さや高級感を演出している
運転席と助手席、助手席後方のセカンドシートを備える3名乗車仕様
2017年8月に発売した「フュージョン」と同様、クォーターピラーにLEDランドボー「KIZASHI(キザシ)」を装備。近未来的な外観デザインとしている
ゴールドのピンストライプと車名ロゴを設置