光岡自動車、新型霊柩車「おくりぐるま」を発売 全長5170mmで取り回しのよい、500万円台の霊柩車 |
光岡自動車は、新型霊柩車「おくりぐるま ミツオカリムジンtype2-04」を2月25日に発売する。価格は522万9000円~558万6000円。
ミツオカリムジンtype2-04は、トヨタ自動車の「カローラ フィールダー」をベースとした霊柩車。「おくりぐるま」という車名が与えられているが、光岡自動車によれば米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した映画「おくりびと」の滝田洋二郎監督が光岡自動車の本社がある富山県出身なほか、原作の「納棺夫日記」の著者である青木新門氏も富山県在住だと言う。
特徴としては、ボディサイズが5170mm×1690mm×1460mm(全長×全幅×全高)で、同社が製造している従来製品の全長7000mm前後と比較して取り回しやすいサイズを実現。最小回転半径も6.1mとなる。エンジンは直列4気筒 DOHCの1.5リッター、または1.8リッターエンジンを搭載し、トランスミッションはCVTを、駆動方式は2WD(FF)を採用している。
グレードと価格は、1.5リッターの「ST」が522万9000円、1.8リッターの「DLX」が558万6000円。ボディーカラーは「ブラックメタリック」「シルバーメタリック」を用意する。受注生産のため、標準以外のボディーカラーや4WD車、ワンメイク商品の相談にも応じるとしている。
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(編集部:大久保有規彦)
2009年 2月 24日