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ホンダ、9月3日のF1イタリアGPでF1マシン「RA300」をデモラン
イタリアGPでの優勝50周年を記念して実施
2017年8月24日 16:33
- 2017年9月3日12時10分(現地時間)~走行
本田技研工業は8月24日、9月3日(現地時間)に行なわれるフォーミュラ・ワン世界選手権 イタリアGPでF1マシン「RA300」のデモランを実施すると発表した。現地時間12時10分(日本時間19時10分)~、GP3ドライバーの福住仁嶺選手がモンツァ・サーキットでドライブする。
1967年のF1イタリアGPでデビューしたRA300は、2017年3月に逝去した故ジョン・サーティース氏のドライブで決勝レースに臨み、ファイナルラップでトップに立ち、2位を0.2秒差で振り切るという劇的な展開でホンダにF1での2勝目をもたらした。
今回のデモランは、その優勝から50年を迎えることを記念して行なわれるもの。イタリアGPの期間中(9月1日~3日)には、展示エリアにRA300を含む特別展示ブースも出展する。
今回の発表について、本田技研工業 モータースポーツ部 部長の山本雅史氏は「RA300の勝利から50年という節目に、ふたたび同じサーキットで同じマシンを走らせることができ、非常に嬉しく思っています。“何がなんでも勝つ”という強い想いから作られたこのマシンの走りと往年のV12エンジンが奏でるHondaサウンドを、ファンの皆様に楽しんで頂きたいと思います。また、この企画にご賛同・ご協力いただいたFIA、FOMに心から感謝いたします」とコメント。
また、ステアリングを握る福住仁嶺選手は、「私にとって今回が初めてF1マシンをドライブする機会になります。その場所が50年前の勝利と同じイタリアのモンツァ・サーキットということでとても光栄に思っています。今後F1ドライバーとしてこのサーキットへ戻ってこられるように頑張っていきたいと思います」と述べている。