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曙ブレーキ、「小型軽量10ピストンブレーキ」「MR流体ブレーキ」などを東京モーターショー2017で公開
バイオマスポリマーを使ったブレーキパッドやF1用ブレーキなども展示
2017年10月17日 13:06
- 2017年10月17日 発表
曙ブレーキ工業は、10月25日~11月5日(プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月27日~11月5日)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される「第45回東京モーターショー2017」の出展概要を発表した。
曙ブレーキのブースでは、欧州自動車メーカー向けの製品として開発している新型のオポーズド(対向ピストン)タイプ小型軽量10ピストンブレーキキャリパーのプロトタイプをはじめ、同じくオポーズドタイプの8ピストン、4ピストンの高性能スポーツカー向けブレーキキャリパーを展示。これらの高性能車両用製品ラインアップを充実させることで、今後の欧州ビジネスをさらに強化するとしている。
このほかにも曙ブレーキブースでは、2016年8月に発表したMR流体(Magneto Rheological Fluid)をコア技術とする「MR流体ブレーキ」や、「高性能車両用オポーズドタイプ電動パーキングブレーキ」「高機能バイオマスポリマーを使ったディスクブレーキパッド」などのプロトタイプを展示。さらにF1やWEC(世界耐久選手権)、ニュルブルクリンク24時間耐久レースといったモータースポーツ向けのブレーキシステムなどを紹介する。