トヨタ、レクサス「LS460」で「ITS-Safety2010」公開デモに参加
屋外展示会や「MEGA WEB」でも技術紹介

LS460のITS-Safety2010参加車両

2009年2月25日~28日開催



 トヨタ自動車は、2月25日~28日開催されるITS推進協議会によるITS(Intelligent Transport System)の実証実験「ITS-Safety2010」の公開デモンストレーションに参加する。

 ITS-Safety2010は、ITS推進協議会が東京都の臨海副都心にて1月より実施している実証実験。2月25日からは一般向けの公道走行公開デモンストレーションを実施する予定で、トヨタは路車間および車車間通信システム実験に対応したレクサス「LS460」5台を開発し参加する。

 実験に参加するLS460では、右左折時衝突や信号見落としなどの防止支援システムを搭載した路車協調システム、追突や防止や緊急車両情報を提供するシステムを搭載した車車間通信システム、前方障害物情報や合流支援情報などの提供システムを搭載した路車協調システムに対応し、実証実験で体験できる。

 また、「日本科学未来館」周辺で実施される屋外展示会では、「クラウン ハイブリッド」やレクサス「LS」を用いて、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールと駐車空間認識機能付インテリジェントパーキングアシストのデモを実施。このほか、3月30日までショールーム「MEGA WEB」にてインフラ協調システムの実用化に向けたトヨタの取り組みを紹介している。

(編集部:大久保有規彦)
2009年2月20日