スバル（富士重工業）は、7月1日に4ドアモデルを追加してマイナーチェンジした「インプレッサ WRX STI」の7月の受注台数が、月販目標300台の約2.8倍になったことを明かした。

　現行世代のインプレッサ WRX STIは、2007年10月にフルモデルチェンジ。当初5ドアの6速MTモデルのみのラインアップだったが、2009年2月に、2.5リッターターボ・5速ATモデルのA-Lineが追加され、4ドアモデルの追加により、4ドア、5ドアそれぞれに6速MT/5速ATが設定されている。

インプレッサ WRX STI A-Line 4ドア。4ドアのA-Lineでは、リアウイングが装着されない	インプレッサ WRX STI A-Line 5ドア

　ボディー形状の比率は、4ドアが8割強となっており、4ドアのAT/MT比率は45：55、5ドアのAT/MT比率は63：37。

　ボディーカラーに関しては、WRX STI 4ドア、WRX STI 5ドア、WRX STI A-Line 5ドアで、サテンホワイト・パールが3割を超えているのに対し、WRX STI A-Line 4ドアでは、プラズマブルー・シリカ（25.0％）、サテンホワイト・パール（24.4％）と人気が拮抗している。また、スバル ラリーカーのイメージカラーであるWRブルー・マイカに関しては、WRX STI 4ドアのみ24.7％と高い割合となっているが、そのほかのモデルでは1割を切っている。