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2014年9月20日

2014年9月19日

2014年9月18日

レクサス、特別仕様車“Art Works”説明会
「GS」「IS」「RX」の特別仕様車を展示

IS250特別仕様車“Art Works”と、レクサス アンバサダーの知花くららさん(左)、森理世さん(右)

2010年8月26日開催



 レクサス(トヨタ自動車)は8月26日、昨日発表した「GS」「IS」「RX」特別仕様車「Art Works」の説明会を、東京・青山の「レクサスインターナショナルギャラリー青山」で報道陣向けに開催した。また、あわせて特別仕様車のベースとなったIS250/IS350のマイナーチェンジと、RX270の追加設定についての説明も行われた。

 特別仕様車“Art Works”は、同ブランド開業5周年を記念したもので、「Color of Time(時間という彩り)」をコンセプトとして、時間帯毎の光の色の変化を、内外装のカラーコーディネートで表現した。

トヨタ自動車デザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室の宍戸恵子氏

 トヨタ自動車デザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室の宍戸恵子氏は、「アーティストとのコラボレーションで、レクサスのフィロソフィーであるL-finesse(エル・フィネス)の可能性を広げていく」と言い、コラボレーションパートナーとしてスペインのデザイナーデュオ「Stone Designs」と組んだと述べた。

 Stone Designsと打ち合わせをしている中で、“時間のうつろい”をカラーコーディネーションするというコンセプトが決まり、ISは朝(SUNRISE)、RXは昼(SUNLIGHT)、GSは夕暮れ(SUNSET)をテーマに内外装をコーディネート。それぞれに、専用のカラードグリルやカラードスカッフプレート、本革ステアリングなどがおごられている。

 ボディーカラーに関しては、いずれもホワイトパール、シルバー、ブラックの3色を設定。このカラーを選択した理由として「内装色と相性のよいボディーカラーにした」(宍戸氏)とのこと。


L-finesseの可能性を広げていくために、アーティストとコラボレーション コラボレーションパートナーはスペインのデザイナーデュオであるStone Designs。クトゥとエヴァの2人 打ち合わせ風景。ワークショップ形式でディスカッションを行った
IS250の専用パーツ。コンセプトはSUNRISE RX350/RX270の専用パーツ。コンセプトはSUNLIGHT GS450h/GS350の専用パーツ。コンセプトはSUNSET
IS250特別仕様車 “Art Works”
RX270特別仕様車 “Art Works”
GS450h特別仕様車 “Art Works”

トヨタ自動車レクサスセンター製品企画チーフエンジニアの古山淳一氏

マイナーチェンジしたIS250/IS350
 IS250/IS350のマイナーチェンジについては、トヨタ自動車レクサスセンター製品企画チーフエンジニアの古山淳一氏が登壇。古山氏は、今回のマイナーチェンジにおけるエクステリアデザインの変更を「ダイナミズム、鮮明に」という狙いだと言い、フロントグリルやヘッドライトなどフロントまわりの変更、リアコンビランプやマフラーバッフルなどリアまわりの変更によって表現している。

 とくに特徴的なのが、ヘッドライト部に設けられたL字型LEDクリアランスランプで、「L字型によってレクサスを表現したかった」と言い、単純にLEDを並べるのではなく、レンズ部に特殊なカット加工をすることで、新しい表現に挑戦している。

 また、マイナーチェンジとともにIS250/IS350に追加した“F SPORT”については、「ちょっとした峠道や高速走行など、日常のスポーティな走りを意識してサスペンションをチューニングし、電動パワーステアリングの設定を変更している」と語り、LFAを頂点とする“F”のコンセプトを継承するグレードだと言う。

 新たにV型6気筒 3.5リッターエンジンを搭載したコンバーチブルモデルのIS350Cについては、パワフルなエンジンで余裕のある走りを楽しんでほしいと紹介した。

マイナーチェンジの狙い フロントまわりの変更点
ヘッドライト部にはLEDクリアランスランプを追加 リアはマフラーバッフルを変更することで、スポーティ感を向上 アルミホイールのデザインも変更した
メタル調の加飾を行うことでプレミアム感を向上 F SPORTについて。LFA、IS Fと連なるFコンセプトのエントリーモデルとして位置づける F SPORTの特別装備。専用のフロントフェンダーなどを装備する
インテリアについても、専用装備をおごる IS350 “F SPORT”
Fコンセプトの証しであるエンブレムを装着している マイナーチェンジ後のISの特徴となるLEDクリアランスランプ “F SPORT”専用18インチアルミホイール。タイヤサイズはリア(写真)が255/40 R18、フロントが225/40 R18
IS350 “F SPORT”のインテリア。ステアリングにも“F”のエンブレムが付く シフトノブも専用のもの ホールド性に優れると言うスポーツシート
コンバーチブルモデルに新たに追加されたIS350C

トヨタ自動車商品開発本部レクサスセンター製品企画チーフエンジニア 勝田隆之氏

RXはエントリーモデルRX270を追加
 RX270に関しては、トヨタ自動車商品開発本部レクサスセンター製品企画チーフエンジニアの勝田隆之氏から説明が行われた。勝田氏は最初にRXシリーズの販売台数を紹介。国内累計販売台数は、2009年1月〜2010年6月までで1万1812台になっており、これは国内プレミアムSUV市場シェアで48.4%になり、第1位だと言う。

 その販売の78.4%は、ハイブリッドモデルであるRX450hになり、グレードは“Version L”が多数を占める。勝田氏は新開発の直列4気筒2.7リッターエンジンを搭載したRX270を追加することでラインアップを再定義したと言い、エントリーグレードのRX270はスマートな選択であるとした。

 このRX270の追加の背景には、欧州などで進むダウンサイジングの流れがあり、市場の要求に応えるものだと言う。米国市場ではV型エンジンが人気のためRX270の投入はないが、そのほかのグローバルな市場にはRX270を投入することで、ユーザーのすそ野を広げていく。

 新開発の直列4気筒2.7リッターエンジン搭載にあたって留意したことは、「これまでよりも小さな排気量のエンジンとなると、トルクがないのではないかとか、(回転数が上がることによって)うるさいのではないかと思われがちだが、そのようなことはないように仕上げてある。静粛性においても、V型6気筒 3.5リッターエンジンを搭載するRX350と同等になっている」と言い、燃費についてはハイブリッド車のRX450hにはおよばないものの、10・15モード燃費で10.4km/LとRX350よりも優れた値になっている。

RXシリーズの販売状況。このプレミアムSUVクラスでは1位 RX270の位置づけ RX270に搭載された新開発の2.7リッターエンジン「1AR-FE」
1AR-FEのエンジン性能曲線。最高出力138kW(188PS)/5800rpm、最大トルク252Nm(25.7kgm)/4200rpmを発生する 室内の静粛性はRX370と同等 iPodやiPhoneに対応するためUSB端子を持つ。リモートタッチで操作可能になった

 これらArt Works車両を展示するイベント「LEXUS Art Works キャラバン」が全国11カ所で予定されており、会場やスケジュール等をArt Worksスペシャルサイトで確認することができる。

(編集部:谷川 潔)
2010年 8月 26日