フォルクスワーゲン、「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」ツインチャージャーモデルをエコカー減税対象に

ゴルフ TSIハイライン

2010年9月16日発売
ゴルフ TSIハイライン:315万円
ゴルフ ヴァリアント TSIコンフォートライン:325万円



ゴルフ ヴァリアント TSIコンフォートライン

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」の1.4リッター ツインチャージャーエンジンを改良してエコカー減税に対応させ、9月16日に発売した。

 価格は「ゴルフ TSIハイライン」が315万円、「ゴルフ ヴァリアント TSIコンフォートライン」が325万円。

 両モデルが搭載する直列4気筒DOHC 1.4リッター ツインチャージャー(ターボ+スーパーチャージャー)を改良し、平成17年排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)をクリアした。これによりエコカー減税(環境対応車普及促進税制)の対象モデルとなり、取得税と重量税が50%減税される。

 いずれも価格が従来から3万円値上げされているが、ゴルフは取得税6万7500円と重量税2万2500円が、ゴルフ ヴァリアントは取得税6万9600円と重量税2万2500円がそれぞれ減税される。さらに、9月中に成約して11月末までに登録すると、同社のオリジナル購入補助金10万円が受けられる。

 なおこれにともない、10・15モード燃費は両モデルとも、従来の16.2km/Lから16km/Lとなった。

 1.4リッター ツインチャージャーエンジンは、最高出力118kW(160PS)/5800rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/1500-4500rpm。いわゆるダウンサイジングエンジンに7速デュアルクラッチAT「DSG」を組み合わせることで、燃費の改善を図っている。

(編集部:田中真一郎)
2010年 9月 16日