ブリヂストン、氷上グリップを重視した新スタッドレスタイヤ「ブリザック SI-12」 北海道地区限定。195/65 R15の1サイズ |
ブリヂストンは、乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK SI-12(ブリザック エスアイジュウニ)」を10月26日より発売する。北海道地区でのみ販売され、発売サイズは195/65R15 91Qの1サイズ。価格はオープンプライス。
ブリザック SI-12は、氷上グリップの向上に焦点を当てて開発されたスタッドレスタイヤ。「オクタゴンパタン」と呼ばれる、従来のスタッドレスタイヤと比べて小さいトレッドパターンを新たに採用し、ブロックの柔軟性を向上。このオクタゴンパタンの採用により、氷路面の小さな凹凸でもしっかり接地し、均等な接地圧を得ることで氷上グリップを向上させた。
タイヤコンパウンドには水路の表面を親水素材でコーティングした、新発泡ゴム「親水性発泡ゴム」を採用。これにより、水路の壁面から水の膜を取り込み、路面の水を効率的に除去させることが可能になったと言う。
また、タイヤ装着初期から高い氷上グリップを得られるよう、トレッド面の表面処理に新技術の「マイクロテクスチャー」も採用している。
これにより、同社の乗用車用スタッドレスタイヤ「ブリザック REVO GZ」と比べ、氷上制動距離を19%、氷上加速タイムを21%、氷上旋回タイムを12%短縮できたとしている。
(編集部:小林 隆)
2012年 10月 9日