独BMW、「3シリーズ グランツーリスモ」をジュネーブで発表

　独BMWは、「3シリーズ グランツーリスモ」をジュネーブ・モーターショー（プレスデー：3月5日、6日、一般公開日：3月7日～17日）で発表する。

　2011年にフルモデルチェンジした3シリーズの新たなバリエーションで、ワゴンモデルの「ツーリング」よりもスラントしたリアゲートを持つ5ドアモデル。ツーリングより全長が200mm、ホイールベースが110mm長く、全高が81mm高い。またシートポジションはセダンより59mm高くなっており、マルチパーパスビークルとしての性格を持たされている。

　ラゲッジスペースの容量は520Lで、ツーリングより25L増えている。リアシートバックは4：2：4の分割可倒式で、容量を1600Lまで拡大できる。

　3シリーズのほかのモデルと同様に、スポーツ、ラグジュアリー、モダン、Mスポーツの各仕様が用意される。パワートレーンは「328i」が直列4気筒DOHC直噴2リッター ツインスクロールターボ、「335i」が直列6気筒DOHC直噴3リッター ツインスクロールターボで、いずれも8速ATを組み合わせる。