フィアット、装備を追加しながら20万円価格を下げた記念限定車「500 Super Pop」

　フィアット クライスラー ジャパンは、「500（チンクエチェント）」シリーズの国内販売2万台突破を記念する限定車「500 Super Pop（スーパーポップ）」を発表。11月2日から予約受注を開始し、11月27日に限定300台を販売する。価格は179万円。

　「500 1.2 Pop」をベースとしたこの限定車では、500シリーズの標準色であるボサノバホワイトのボディーに専用デザインの赤いバッヂをAピラー下側付近に設置し、ビンテージスタイルのホイールカバーキットを装着。内装ではワインレッド色のステアリングホイールカバー、ワインレッドシフトノブなどの専用装備を追加。クリスマスから年末年始といったウインターシーズンに向けた色遣いで内外装をコーディネートしている。また、ベースモデルから装備の追加を行いつつ、価格を1.2 Popの199万円から20万円安となる179万円に設定。180万円を切るプライスタグにより、国産ハッチバックモデルとも渡り合えるだけの価格競争力を手に入れている。

ビンテージスタイル ホイールカバーキット

ステアリングの両サイドをカバーするワインレッド ステアリングホイールカバー

シフトノブを2トーン色にするワインレッド シフトノブ

　500シリーズは2008年3月に日本市場での販売がスタート。2011年2月に国内販売登録累計が1万台を突破し、同社の代表的車種となっている。